葛西紀明選手

「伝説」のジャンパー
葛西紀明選手は、北海道出身の４１歳。
２２年前のアルベールビル大会から７大会連続７回目のオリンピック出場は、日本選手最多です。
古傷の左膝の痛みを抱えながらも、踏み切りのあと素早く空中の姿勢を作る高い技術で、世界の舞台で長くトップ選手として活躍し、海外では「レジェンド」＝「伝説」と評される存在です。
ワールドカップでは日本の男子選手で最多となる通算１６勝を挙げています。
しかしオリンピックでは、１９９４年のリレハンメル大会・団体での銀メダルがこれまで獲得した唯一のメダルで、日本が優勝した長野大会の団体ではメンバーから外れる悔しさを味わいました。
今シーズンは、先月のワールドカップで１０シーズンぶりに優勝して最年長優勝記録を更新するなど好調を続け、ソチオリンピックでは９日のノーマルヒルで８位に入賞して、得意のラージヒルに、７回目のオリンピックで個人では初めてのメダル獲得が懸かっていました。

41歳、同い年ですよ。まだまだ若いようなふりしてちょっと動くとわけのわからんところが痛くなったり、鏡を見ると白髪がちらほら見えたり、気を抜けばメタボまっしぐら。そんな40代の希望というかよくぞやってくれました！って感じです。
オリンピック銀メダリストと比較しては申し訳ありませんけどある意味どんだけ大変かちょっとくらいわかります。

19歳の金も確かにすごいけど41歳の銀はほんとに価値があると思うなぁ