それとも?
「104歳」白骨遺体:「母は元妻のいる新潟に」虚偽説明
生きていれば104歳の東京都大田区羽田4、無職、三石(みついし)菊江さんとみられる白骨化した遺体が見つかった事件で、同居の無職の長男(64)が今月12日、高齢者の所在確認調査で訪問した区職員に「母は離婚した元妻のいる新潟県に行っている」と虚偽の説明をしていたことが区への取材で分かった。長男が「01年6月に母は死亡したが、04年5月までの3年間に老齢福祉年金計約120万円を受け取った」と供述していることも判明。警視庁蒲田署は、長男が不正受給の発覚を恐れて区に虚偽の説明をしたとみており、詐欺容疑で捜査している。区によると、長男は12日、区職員に「母は元妻の所にいる」と説明した。だが、16日に区が確認すると、そうした事実はなく、再度事情を聴くと「母親は9年前に病死した」と明かしたという。
蒲田署によると、長男は三石さんと暮らしていた文京区大塚の自宅の借地代が払えず、04年5月上旬に大田区のアパートに引っ越した。「転居の数日前に母の遺体を風呂場で洗った。遺体を細かく砕いてリュックに入れ、アパートに運んだ」と説明している。
9年間も親とはいえ白骨死体を持ち歩いているって尋常じゃないですよね?一般的に死体に遭遇するのは葬儀がほとんどでしょうけど、我々病理解剖などで勉強させていただいたときの記憶をたどると、白骨化するまでは大変な状況だったのではないかと思います。しかもそれが自分の親ならばなおさらとんでもないことではないかと・・・年金目的だったのか、葬儀埋葬できない事情があったのか、現状ではわかりませんが、本人にとってはとんでもない9年間だったでしょう