歯への思い
午前中ウクライナ人が歯の痛みを主訴に来院しました。咬合が原因となる歯の痛みで、すでに動揺が起きていてかつ親知らずであったため、抜歯か咬合調整かを尋ねたところ即決抜歯。
最近諸外国の患者さんを拝見していて感じることなんですが、彼らは日本人ほど歯に対する思い入れが少ないというか、なんかあると抜いてくれ!ってのが多い。インシュランスの問題もあるのかもしれませんが、日本人のようにどうにか残して・・・ということは私の中では経験ないっすねぇ。
それと面白かったのは、抜歯した歯をきれいにして持ち帰っていただこうとお渡ししたらこんなもんいらない!とのこと。でもご自分の歯ですから・・・
いやいや俺の歯は口中にある、この歯は用済みになったのだからもう俺の歯じゃないんだ!だってDrは切った爪をいちいち保管してるのかい?それと一緒さ!ですって。
お国柄というか文化って面白いっすね
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