治りがいい!
抜歯をすると通常その穴には血の塊が形成され、{これを血餅(けっぺい)といいます}その血餅が傷口を保護し、痛みを抑制し、そして治癒へと導きます。解りやすく申しますと、膝擦りむいたときのかさぶたですな。しかし、この血餅がとれてしまうと、骨が露出し感染症を引き起こしやすくなり痛みが生じてしまいます。だから、抜歯をした後は血餅が流れてしまうので、あまり強くうがいをしないでくださいね、と皆様に申し上げるわけです。
ところで、この治癒をもう少し早く促進させるためのものがあります。それが「テルプラグ」というもの。あくまでも商品名ですので、似た物で名前の異なる物もありますが、これは若い牛の真皮からコラーゲンを抽出したもので、(しっかり滅菌包装されておりますのでBSEなどの問題はありません)抜歯した穴に詰めると治りが早く、特に親知らずの抜歯や、抜歯後インプラント予定の方などに私は使っております。ただ、あくまでもこのテルプラグはコラーゲン使用吸収性局所止血材となっておりますので、誤解のないようお願いします。あくまでも止血剤です!
コラーゲンってお肌だけじゃなくて口にもいいんですなぁ
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