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以前もブログに記載したが、来月から歯科の保険制度が大きく変わる。我々歯科医療従事者にとって悪い方向性の改正であり、尚且つ患者さんにとってもはっきりいって悪い方向への改正だと思う。しかも今後更に悪くなることはあっても良くなることは皆無であろう。具体的にここで全てを説明することは不可能であるが、簡単に説明すると、患者さんは今までと同じ処置を受けても支払う金額が少なくなる。これは患者さんにとっては良い改正。しかし今まで保険でカバーできたことが一部保険での対応が難しくなる。色々あるが例えば歯槽膿漏の治療における長期のメンテナンスがほぼなくなる。考えようによっては、歯を磨かないあなたが悪いのだから、国はそんなこと面倒みれませんと言ってるようなもんである。しかも厚生労働省は7〜8年前から、歯周炎の長期間におけるメンテナンスの必要性を謳って、それを強く我々に勧めてきた。それが、いきなりの廃止だ。
巨額の財政赤字の解消のため国民の健康を脅かす今回の改正にははっきりいって納得ができない。多分世の中のほとんどの歯科医師が納得していないだろう。だいたい今回の改正案作った人は多分実際の臨床はまったく経験がないのであろう。頭でっかちとしか言いようがない。
まぁいつまでもぐたぐた言っても改善はされないんだけどね〜(>_<)一生懸命患者さんのために治療を行ってるのに、なんだか悔しいっす。