HA
大雨の中、朝から久しぶりのセミナーに参加。最近セミナーと言えばインプラント絡み、それだけ歯科界ではHOTなトピックなんでしょう。
日に日にインプラント手術を行う歯科医院が増え、世間一般にもインプラントというものが浸透定着しつつありますが、実を言うと歯科大などではやっと授業の一環としてインプラントを教え始めたばかりで、卒後15年の私でさえ、在学中にインプラントの授業なんてほんの僅かな時間しかありませんでした。
つまり、いかに国家資格を取得したあとに学んで技術を磨いているかが問題。そうです、歯科医師によってインプラントに関してのみいえばバラツキがあるわけです。
あくまでも患者さん主体の医療でなくてはなりませんから、歯科界全体である程度の技術や理論、基礎といった基準を早々に設ける必要性があると思うんですよね。
で、今日のセミナーはチタンorHA?
体に異物を埋め込むインプラント、いかに生体親和性が高いかどうかが大きな問題になるんですけど、チタンのインプラントか、ハイドロキシアパタイトのインプラントか未だに歯科界では論争が落ち着きません。
いい例えが浮かびませんけど、MacかWinかみたいなものですかね、お互い歩み寄って良い方向にいければいいんでしょうけど。
こういった事が落ち着かない限り、インプラントの基準点ってのはまだまだつけられないのかなぁなんて思ったりする私は完全HA派。
勿論チタンも使用経験ありますけど、やっぱHAだと個人的には思っています。
しかし、本日の基礎的な話をしていただいたs先生、骨博士と言われるほど骨とインプラントの表面性上に関しての権威。あまりにも内容が難解で脳が限界を迎えてしまいましたw
写真はセミナーランチ、えらく豪勢な弁当だと思ったら3000円ですって(^◇^;)