AED
月一恒例勉強会に参加、今回のテーマはBLS
BLSとはBasic Life Support(一次救命処置)一次救命処置とは 、急に倒れたり、窒息を起こした人に対して、その場に居合わせた人が、救急隊や医師に引継ぐまでの間に行う応急手当のことです。更に我々は酸素吸入や必要であれば点滴や緊急薬剤の投与まで医院には用意してありますが、まずはBLSを完全にしておく必要性がありますので、今回勉強会のメンバーであるG先生からご指導をいただきました。
AEDが世の中に普及したこともあり、私が卒業したころに比べるとだいぶ簡略化され、一般の人でも解りやすく的確にBLSが行えるようだいぶ変わったなぁというのが第一印象ですね。更に掘り下げてお伺いしたところ最近では、BLSを行った一般の方のメンタルケアの一面まで考慮するようになったとのこと。
自分が救おうと思った人が亡くなってしまった、もしかして私のBLSが悪かったのか?他の人がやったら助かったのではないのか?と鬱になってしまう人もいるようで、そういった意味でのケアまで現在では考えられているんだそうです。
自分の診療室ではあってほしくはありませんがいつ何時何が起きるかわかりません。医院全体でBLS見直していきたいと思います。
動画は呼吸停止時の心臓マッサージをマウストゥマウスを行わない方法、口元から出血をしていたり、感染の疑いがある場合の処置法で、まずは119通報、心マッサージ、そしてそのタイミングはSTAYIN` ALIVEの曲に合わせて行うといいそうです。