麻酔

皆さんの嫌いな麻酔。
そんな麻酔も色々な種類があります。通常虫歯の治療などで行う麻酔は浸潤麻酔といい、根の先の辺りに麻酔することにより薬液が骨内に浸潤し、効果が発現します。
その浸潤麻酔をする時などに針が刺さる痛みを軽減させるのは表面麻酔。
親知らずを抜歯する時私はよく行いますが、伝達麻酔ってのもあります。
これは神経の大元に麻酔することにより、その神経領域全体を麻痺させる効果があります。
最後に歯根膜麻酔、歯根膜とは歯の根とそれを支える骨との間に介在する薄い皮膜のことで、浸潤麻酔で効果が得られない場合にこの歯根膜に麻酔することにより、麻痺効果を期待する方法です。しかし、歯根膜麻酔は狭い場所に打たなければならないため、強圧が必要になり、私は歯根膜用の注射器を使用しておりました。
その注射器が先日壊れてしまい、注文しよーかと思っていたら、値段が電動注射器とさして変わらないことに気づき、どちらを購入しよーか悩んでます。

電動は無駄な力はいらないけど、どれくらい薬液が入ったのか、手の感覚がないので、どうも自分にとってはイマイチ（;￣O￣）しかも、なんかデッカいので、ものものしいんですよー患者さん余計怖いかなーと思い、やっぱ昔ながらの歯根膜麻酔注射器にしよーかなーなんて。