耐性
人から人へ感染か=タミフル耐性新型インフル−米
米疾病対策センター(CDC)は11日、抗インフルエンザ薬「タミフル」に耐性を示す新型インフルエンザのウイルスが、米国内で人から人へ感染した恐れがあると発表した。耐性ウイルスは世界各地で見つかっており、日本でも7月以降、大阪府、山口、徳島、岩手、滋賀各県で検出されている。いずれも1人の感染にとどまっており、人から人への感染はまだ確認されていない。
CDCによると、ノースカロライナ州で開催された大規模なサマーキャンプで6月から新型インフルエンザが発生。その中で、同じ丸太小屋に宿泊していた少女2人から耐性ウイルスが確認された。
2人が別々のウイルスから感染した疑いも残るものの、1人目の少女は7月8日、2人目は同11日に症状を訴え始めており、人から人への感染が4日程度で起きるのは「通常のインフルエンザの家族間感染と一致する」とCDCは指摘している。
また、キャンプでは少女2人を含めた数百人の参加者に対し、予防のため事前にタミフルを服用させていた。CDCは耐性ウイルスを発生させやすくするとして「健康な人にまで(タミフルなどの)予防投与を行うべきではない」と強く警告。さらに「予防投与している最中に感染者が出れば耐性ウイルスの発生を覚悟すべきだ」と警戒を呼び掛けている。(2009/09/11-18:55)
予想通りにタミフル耐性ウィルスが出現しかも人to人が可能なタイプ、うーん爆発的に増えるとまずいんじゃないでしょうか。なにしろ抗生剤がまさにそうですが、(インフルエンザはウィルス感染です。抗生剤は最近に効くもの)漫然と投与した結果がMRSAですので、タミフルをどんどこ使うのではなく、必要な人に必要な量だけ使用しないと、とんでもないことになると思います。
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