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 梅酒

ビール各社、相次ぎ紙パック新商品 梅酒好みの“自分流20代”狙え

 ビール各社が紙パック入り梅酒の新商品を相次ぎ投入する。キリンビールが2月25日に新商品を発売したのに続き、サントリーアサヒビールも月内に糖分控えめの梅酒をそれぞれ発売する。近年の健康意識の高まりを背景に好調が続く梅酒商品の品ぞろえを急ぎ、縮小傾向にあるビールを補完する収益源の一つに育成する考え。

 ビール各社が先月以降、投入を決めた梅酒新商品のターゲット層は20代の男女だ。同世代は自分で濃さを調整できる梅酒を好む傾向にあると各社は分析しており、同世代を集中的に狙うことが顧客層の拡大に欠かせないと判断した。さらに女性を中心に梅酒のカロリーを気にするケースが多いことを考慮し、低カロリー商品の投入により若者需要の取り込みを目指す。

 キリンが発売した「かろやか梅酒」は従来品に比べカロリーで5割、糖質を7割カット。価格は1リットル入りで540円前後。2009年に9万ケース(1ケースは9リットル換算)の販売を狙う。一方、アサヒが今月31日に発売する「やさしさ梅酒」もカロリーを5割、糖質を7割カットし、価格は1リットル入りで730円前後。09年に5万ケースの販売を目指す。サントリーもカロリー2割減の「梅酒にしませんか。」を24日にリニューアル発売するなど、ビール各社の相次ぐ新商品投入で、成長市場の梅酒をめぐるシェア争奪戦が激化するのは必至の情勢だ。

【予報図】定番ブランド育成次第

 日本洋酒酒造組合(東京都中央区)によると2008年の梅酒の課税出荷数量は前年比19.6%増の3万4101キロリットルと5年連続で伸長した。サントリーは09年の出荷数量は前年比10%増の3万7500キロリットル超と予測する。健康酒としての認知度に加え、飲み方に柔軟性があるため、家庭や居酒屋で飲まれる機会が増えているのが成長の背景という。

 ただ、市場がもっとも伸びている家庭用中心の紙パックタイプの梅酒分野は「さらりとした梅酒」を擁するチョーヤがシェア4割と大きく立ちふさがる。ビール勢はサントリーがシェア2割程度で2位と奮闘するが、キリンやアサヒは残る市場を分け合う状態に過ぎない。

 本来はビールのシェア拡大に全力を挙げたいキリンとアサヒだが、ビール類の国内市場は08年に前年比2.7%減の8268万ケース(1ケースは大瓶20本換算)と厳しい。先行きも市場縮小が予想される中ではビールに代わる酒類の開拓が欠かせず、拡大が続く梅酒市場は格好の狙い目に映る。通常タイプの梅酒ではチョーヤの牙城切り崩しは難しいと判断したキリンとアサヒは、若者をねらった低カロリーの新商品を打ち出すことで梅酒の販売拡大につなげる狙い。ただ各社が攻勢を強めれば競争が激化するのも必至。厳しい競争のなかで、梅酒分野での生き残りには定番ブランドづくりがカギとなる。(今井裕治)

梅酒の定番といえばチョーヤの梅酒ですが、実は梅酒にも多種多様なものがありまして、私がよく行く鹿野の青木酒店には10数種類の梅酒が置いてあります。だいたい一升瓶で2000〜3000円ですが、なかには高額な梅酒もあります。ベースとなるお酒も日本酒、麦焼酎芋焼酎など様々で更には濁り梅酒なんてのもありまして、一言で梅酒といっても色々な味があり楽しめます。紙パックのものと量で比較していけばたいした値段の差はないと思いますので、興味のある方は是非一升瓶の梅酒を試してみてください。

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