また?
米卸売加工会社「三笠フーズ」(大阪市北区)が殺虫剤やカビに汚染された米を食用として転売していた問題で、同社の冬木三男社長(73)が6日午前、同区内で、問題発覚後初めて会見した。冬木社長は「私から指示した。利益が出るということで私が決裁した」と述べ、転売を指示していたことを認めた。また同社が、不正を隠すため二重帳簿を作っていたことも明らかにした。
冬木社長は会見の冒頭、「このたびは皆様に多大なるご迷惑と心配をおかけしました」と話し、深々と頭を下げた。そのうえで「現在、農水省の指導で製品の回収をしています」と語った。
動機については「経営が苦しくてやってしまった」と弁明。「10年くらい前に買収した会社が(不正を)やっていた。5、6年前に(現場から)提案があり、私が『やれ』と言った」と不正のきっかけを説明した。
流通経路に関しては「焼酎メーカー数社や製粉関係に売った」「菓子と焼酎、ブタの餌以外にはない」としたが、「調査を受けている段階なので」と具体的な転売先は明らかにしなかった。
今回の米は、有機リン系殺虫剤のメタミドホスや発がん性カビ毒アフラトキシンB1に汚染されていたとされる。冬木社長は「(危険性の認識は)基本的には持っていた。深く反省している」と陳謝した。【根本毅、稲垣淳】
名前からして三笠フーズっていかにも食品関係会社の名前なのに、工業用ののりをこの会社が作るってことに、農水省は疑問に思わなかったんでしょうか? 二重帳簿であまりよく転売先も調べず農水省自体もずさんだったようですが、カビ生えたり薬混入している米を食用に売ってしまおうと、そこまでよくもまぁ非人道的なこと考えますよ、米菓なんて子供も食べるってのに、呆れてしまいます。
まずはこの社長にどんな味がするのか、自社転売製品を味わっていただきたいと思います