おかしくないか？厚生労働省

　
　医科、歯科共に保険診療は点数制度である。例えば虫歯を削ったら何点、詰めたら何点と点数が細かく設定されており、１点10円で計算される。
　その保険点数が毎年のことだが4月に改正されることが決まった。国としては少しでも医療費を削減したい意向なので、歯科では全体で約１０％の減点になる見込みだ。つまり、今までと同じ治療をしても、収益が１０％減るわけである。
　お上が決めたこと、反対してもどうしようもないのだが、減点箇所に問題があると思う。どういうことかというと、日本の医療制度は病気にならないと、保険が使えない。人間ドックや歯の予防処置は自費扱いとなる。そんななかでも、歯槽膿漏に対する、再発防止の継続的な管理に対する点数制度があったのだが、それがほぼ廃止になるのである。
現在の医療の潮流として、cureからcareの時代なのにcareの部分を削除するのはいかがなものだろうか？もう少し考えて欲しいもんだよ厚生労働省(-_-;)
　
　
　

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