一長一短?
先日診療室で購入した根の治療用の機器、だいぶ慣れてきた感じで少しずつ使用しております。なにしろ賢い、メインスイッチが入った状態で根の中に先を入れるとオートで回転が始り、リアルタイムで根の先までの長さを計測しながら、回転して先へ先へと進んでいき、驚きは根の先に近くなると回転が少しずつペースダウンし、根の先に到達すると逆回転で戻ってくるw 更に事前に設定したトルクに達するとそれ以上回転せずにこれまた逆回転がかかる仕組み。よーくできてるなぁと感心。
それでも機械ですから使う人間が誤った使い方をすればトラブルに・・・もっとも怖いのは根の中を掘り進んでるドリルの破折、これを防止するためにトルクを超えると戻ってくる仕様なんですが、それでも折れるときは折れる。こいつを防止するにはドリルをけちらないこと。そして無理に押し込まないこと。でもこのドリルが高い(;一_一) 非常に優れモノですが値段が高く使える回数が数回ですので、どんどん交換が必要になるわけですが、保険の根の治療の点数ですと最初っから赤字です。しかも微妙に赤じゃなくてかなり赤、わかってはいるけど便利だし、患者さんにとっても早いくスムーズですから、ここは1つ厚生省様、点数アップまたは根管治療機加算なんていう点数を新設なんてどうでしょうか?w