ios5

もういくつ寝ると発売を迎える iPhone 4S が、なぜか早くも各所のベンチマークデータベースに掲載されています。AnandTech がまとめたところによると、たとえば Geekbench では iPhone 4S で 623 というスコアが上がっており、これは iPhone 4 の 360 という結果に比べて1.7倍近い数字。ちなみに iPad 2 はさらに上の 751。iPhone 4S は iPad 2 とおなじデュアルコアの Apple A5 プロセッサ を搭載していますが、消費電力に配慮してかクロック周波数が抑えられているようで、1GHz の iPad 2 に対して20%減、おそらく800MHz動作であると予想されます。iPhone 4 と iPad に似た関係です。

また「最大7倍」の高速化をうたうグラフィックについては、実際さらに先代を引き離す結果が出ており、GLBenchmark 2.1 では iPhone 4 比でおおよそ6-8倍の値となっています。というわけで、看板には偽りなし。こちらも iPad 2 のおおよそ20%減という点では同じです。

さらに JavaScript ベンチマークの Sunspider を利用した異種OS比較では、Galaxy S II などの Android スマートフォン勢を上回り、Tegra 2 採用タブレットの Galaxy Tab 8.9 に迫る結果となっています。まあ、ほとんどの人にとって重要なのは数字ではなく体感、そしてなにが出来るかですので、まずは iPhone 4S と iOS 5 がどのような体験をもたらすのか、あと二日待ってみましょう。

だそうです。
今回購入を迷う私。皆さんどうされますか？