告白
たまに立ち寄るTSUTAYA、以前から10位以内に君臨し続けている邦画「告白」
2009年本屋大賞を受賞した湊かなえのミステリー小説を、「下妻物語」「嫌われ松子の一生」の中島哲也監督が松たか子主演で映画化したサスペンスドラマ。ある中学校の1年B組の担任を務める女性教師の森口(松)は、愛娘を学校のプールで殺害される。警察は事故死と判断するが、森口は学年末の終業式の日に、犯人はクラスの中にいると生徒たちに告げる。共演に岡田将生、木村佳乃。
もうこれだけで重い、だからじゃないですがずーっとレンタル避けていました。でもあまりにも長いこと君臨するので今回鑑賞。
確かに重い、色々うーーーんってとこ多いですけど、子を持つ親としては観る価値あり、こんな現実というかあまりにも成長の遅い現在の子供たちが心配になってしまう作品でもあります。
だいたいモンスターペアレンツなんて言葉がありますけど、僕ら子供の頃は学校の鐘がなった瞬間から教室はおろか校門閉められて入れてもらえないのが当たり前だったし、忘れ物すれば額に担任のはんこ押されたり、教科書忘れた奴は授業聞く気がないんだから、床に正座してろ!手も上げるな!聞けるだけありがたいと思え!とか言われたもんです。でもそれが当たり前だったし、親にとっても先生は神様だった。学校の先生は絶対。殴られるのはうちの子どもが悪いからってのが常識でした。それがいまの教育現場ってかなり変化しちゃったようですね。
今考えると先生もある意味すごいというか、理科だったか物理だったかの先生は、嘘かホントか目が悪くて零戦に乗れなかったという教師で慣性の法則をB29の爆弾投下で説明してくれました
子供も子供でいろんな意味で、すげーのも確かにいました、中学の友人は体育教師に殴られて鼓膜にトラブルでた奴もいたし・・・先生の車に足踏まれたアホもいたなぁ ある日プールには灯油が撒かれて机や椅子が放りこまれたり、授業中に暴走族らしき他校の悪ガキが校庭をバイクで走り回ったり、中には鑑別行ってしまう奴もいたし、結構派手な中学生活だったような気もします。
破天荒だった昔の子どもと陰湿な今の子どもどちらもどうかと思いますけど、いろんな意味で問題作ですよ「告白」
是非!
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