差し歯
円錐歯というものがあります。通常の平べったい前歯と比較してその名の通り円錐状になっている歯でして、一種の奇形歯なんですが、多少見た目が悪いだけでそんなに大きな問題にはなりません。ところでうちの院長がその円錐歯でして上顎の側切歯２本、円錐状になっているため幅が足らずすきっ歯状態だったんです。私もつい最近知ったことなのですが、約４０年前当時歯科大生だった院長は先生に呼ばれその歯で差し歯、つまりポーセレンというセラミックでの形態回復の治験をさせて欲しいと依頼され、被せたんだそうです。それが４０年持ちこたえた末破折(>_<)
そんなわけで私が昨日２本とも形態修正を行い、型取りを行いました。日頃やってることなのに、どうも親子間だと非常にやりにくいし、しかも相手は歯医者ですから妙な緊張感を感じつつ、どうにかやりました。元の形態が本来より細いので被せるものの形がちょっと難しくなりそうですが、自然に仕上がるといいんですけどねぇ
まぁとりあえず他の歯医者に依頼されなくてよかったな・・・などと思ってみたりして(；一_一)
