簡単です
昨晩は歯科医師会にてスタッフと共に救命救急処置、AEDの実習に行ってまいりました。AEDとはAutomated External Defibrillatorの略で自動体外式除細動器のことです。なんだか難解そうな言葉ですが、要は映画やドラマで、心停止した際Drがアイロンみたいなパッド2つ持って「離れて!キュイ〜〜〜〜ン クリア!」バフッとかやるやつです。病院にあるような本格的なAEDではなく2005年のガイドラインにより一般に方でも簡易のAED使用が認可され、スポーツジムやゴルフ場、駅、ホテルなどに設置され始め、時たま見かけるようになり、誰でも使えるのに我々歯科医師がいまいち使い方が解らない、では恥ずかしいので、しっかりと講習を受け実習も行ってきました。
出来れば診療室では使用するような状況には遭遇したくありませんけど、高齢化が進み内科的疾患を抱えている患者さんが非常に多くなってきてますので、いつ何時心停止に遭遇するかわかりませんので、重要です。
また現在のガイドラインにおいては、リアルに即したものになってきているようで、昨晩、某大学の麻酔科の先生がおっしゃっておりましたが、実際に外出中、泥酔したおじさんが道路に倒れていて、嘔吐した状態で心停止していたら、あなたはマウストゥマウスができますか?と言っておりましたが、確かにそのような場合誰でも躊躇すると思います。しかも何かしらの感染する可能性もありますので、そういった場合倒れている人の衣服を破きそれを口に介在させて人工呼吸を行いつつ心マッサージを行うようです。
なにしろ自分の中で漠然としていた救命救急がしっかり把握でき、非常に勉強になりました。