意外とね・・・
歯槽膿漏の治療の一環として、SRPという処置があるんですが、これは歯と歯茎の隙間に出来てしまった歯周ポケットの中に付着している歯石を器械的に除去するという処置です。この作業はほとんど手作業で、この作業に使用する道具をキュレットといい、一見なんかただの棒みたいな道具なんですけど、歯科では頻繁に使用する道具なんです。しかもこのキュレット実は刃物でして、掻き揚げるように歯石を除去するためのもの。
それでこのキュレットですが、刃物ですので使用していれば切れ味が悪くなってきて、研ぐ必要性がでてきます。この作業をシャープニングっていうんですけど、これが以外と厄介(-_-;) 包丁なんかを自分で研いだことがある方は解ると思いますが、下手にやると余計切れ味が落ちる。しかもキュレットは刃が5〜6mmしかなくこの部分だけを正確に研がなければならないので、以外と職人技が必要なんですよ。以前スタッフにお願いしたら刃がすっかり丸くなってしまい、それからというもの私がしこしこやっております。
一応ね、機械で研いでくれる物もあるんですけど、以外とお値段が・・・というわけで砥石を使っております。
地道な作業だけど以外とハマルw
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