以外と難しい
歯科治療において最終的に被せ物をすることがよくありますが、この時以外と難しいのが被せる歯の色を決めること。これを専門用語でシェードテイクといいます。金属で被せるならば別に色は関係ないのですが、前歯など白い被せ物をする時は、結構気を使います。なにせ個人個人によって微妙に歯の色は異なり、一言に白といってもくすみがかった白、黄白色、黄ばんだ感じ、少しグレーっぽい白、ブラウン系の白など、千差万別。しかもそのシェードテイクをする場所の光の感じによっても違う。蛍光灯や白色灯、太陽光などその環境によっても色は変化する。なにしろこのシェードテイクは非常に難しい場合が結構あるのだ。しかも実際作成するのは技工士さんなので患者さんには会わないのが普通で、ニュアンスが伝わらないことがある。
そこで私はデジカメをよく使う。写真を撮って技工士さんに見てもらうと何も見ないよりはイメージが湧き、シェードがわかりやすくなるのだ。実際に出来上がったものを見てみると、他の歯とかなり酷似した被せ物で患者さんにも満足いただいている。
ところが最近シェードテイクを自動でしてくれる機械が発売された。コンピューターが歯の色を識別し適切なシェードを教えてくれるという優れもの。新しもの好きな私としてはかなり興味をそそられたんだけど、なにせ高い(-_-;) 約100万円(>_<) う〜〜ん悩みますな・・・自分で作れねーのかなぁ。
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