予防を重視しなきゃね
最近サンスターからカリオロジーを重視したデンタルリンスが発売になり、駅のポスターやTVでCMを行っている。
カリオロジーとは、虫歯のメカニズムを考え、その成り立ちや予防法などを研究する学問のことである。
一昔前に比べると大分虫歯の数は減ってきているものの、いまだ世界から虫歯はなくなっていない。最近まで、歯科医療において虫歯ができたら削って治療するという考えが主流だったが、最先端の歯科では、いかに虫歯を作らないか、どうやったら予防がうまくいくか、ということに主眼をおいて治療を行っている。勿論私自身もそれを重視している。
虫歯を予防していくには、しっかりとした歯ブラシを行うのは勿論のこと、フッ素の定期的な塗布や、唾液の性状の違い、更には食生活や生活環境の違い等も視野に入れて行っていかなければならない。
先進諸国の中で日本人の口の中に対する意識は低く、たかだか1本の虫歯でしょ、という考えの方がまだまだ多いような感じがし、今後はその意識的なものから変革を行い、虫歯予防を行っていかなければならないと私は思う。
予防や虫歯の成り立ちに関して詳しい内容を当医院のHPに記載してあるので、興味のある方はご参考にどうぞ。→クリックhttp://www.geocities.jp/tokyosika/musiba.html
写真はモルディブの海の中・・・最近ダイビングしてないなぁ(ーー;)