つながり
いつものbarでたまたま隣に座った男性、マスターとの会話を聞いていると、どうやら同じ勉強会の先生とつながりがあるっぽい。
もしや同業の先生?とか思いつつ、マスターに視線を送ると、どのタイミングでご紹介しようかと思ってました、とのこと。
実はその先生の患者さんで仙台では有名なデパートのお酒のバイヤーさん、数日前にもフランスブルゴーニュでワインの買い付けをしてきました、なんてお話しをしていたら、よかったら皆さんに飲んでいただきたいものがあるんですけど・・・って
バックから出てきたのは埃をかぶった泥だらけの瓶
ブルゴーニュの農場主から譲っていただいたマールとのこと
因みにマールとはワインなどを作る際にでるぶどうの搾りかすで作られた蒸留酒でイタリアではグラッパと言われるようです
さて、そのマールめっちゃくちゃ美味い!何コレ!すんごいフルーティでストロベリーのような香り、しかも年代が凄そう
実はこれをいただく前に山崎25年も味見させていただき、これまたとんでもなく美味しいウィスキー、しかも価格が尋常じゃないんですが、このマールはなんと瓶詰めが1905年、つまり111年前のお酒(≧∇≦)
もう2度と飲めないお酒だとおもいますが、ほんとたまたまこのタイミングでこの場所にいて隣の男性と知り合えて、不思議な繋がりというかタイミングだなぁって思った次第
因みにこのマール、私達の仲を取り持つきっかけとなった佐々木先生!先生のためにブルゴーニュから大事に運んで来られたそうですよー
それと瓶ですが、当時の瓶は1本1本手作りのため、現代のような同じ形ではなく微妙に異なりこれまた味があります。
しかし111年も保管されてるってスゴイ。第一次大戦からブルゴーニュの地下に眠ってたってことですからねー
とっても貴重な体験でした