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2015年春の開業を目指し仙台市宮城野区の仙台港背後地に整備する「仙台水族館」(仮称)について、三井物産や地元企業などでつくる特定目的会社「仙台水族館開発」は23日、事業計画概要を発表した。イルカなど海生動物のショーを楽しめるエリアは東北最大級となる約1000席の観客席を設ける。ことし12月上旬に着工する。
施設は鉄骨2階で、延べ床面積約9800平方メートル。約100基の水槽を設置し、親潮と黒潮がぶつかる三陸沖の豊かな海や、東北の美しい川辺を再現する予定。ペンギンやアシカなどと触れ合える「癒やし体験ゾーン」も整備。教育施設としての機能を重視し、食育や環境保護について考えを深めるコーナーも用意する。近隣の小学校への出張訪問授業なども企画する。
東日本大震災の発生時、立地する高砂中央公園整備地に津波が到達した事情を踏まえ、避難ビルの機能を備えることも検討。非常食の備蓄や来場者の避難行動計画づくりも進める。
特定目的会社は三井物産のほか、横浜・八景島シーパラダイスを経営する横浜八景島と、カメイなど地元企業4社で構成する。市は、進出予定地を固定資産税減免など優遇を受けられる復興特区として申請し、国の認定を受けた。
仙台水族館開発の西村孔裕社長は「単なるアミューズメント施設ではなく、東北の復興を象徴するような活力あふれる水族館を目指したい」と述べた。
たまにお買い物で行く仙台港、たぶんここが水族館建設予定地あんだろうなぁとは見ている物の、一向に話が進む兆しもなく、お金や津波の問題で頓挫したままなのかなー残念って思っていました。子供たちも水族館好きなので、松島も味があっていいですけどそろそろ新たな水族館があってもいいころ。そんな折の今回の記事。どうやら本決まりで着工とのこと、完成が楽しみですね