悪役
シリーズ23作目となる007 スカイフォール観ました。ダニエルクレイグになってからシリアス路線ですよね。昔のショーンコネリーとかロジャームーアの時はちょっと女癖の悪いプレイボーイ路線、そして善悪がはっきりした内容わかりやすかった。
この時代のハリウッド映画は皆そうでしたけど、時代がアメリカとソビエトを中心とする東西冷戦時代でアメリカは善でソビエトが悪、ってのがお決まり。
ベルリンの壁が壊れ、ソビエトが崩壊し、冷戦が終結し強大な敵となる国がなくなり、この頃から映画の内容も転換期を迎えたと思います。この時代の007も変化があったと思います。
17作目のゴールデンアイではボンド役がピアースブロスナンに代わり冷戦崩壊後のお話に、その後中国や北朝鮮が顔を出すようになり今では敵国になるような国も少なくなり、ストーリー作りに苦労してるんじゃないかと。
そんなわけで今回のスカイフォールもなんだかはっきりしないというか古い物は排除されつつあり、世の中の流れの転換期の渦中のお話。
007シリーズも難しくなっていくのかもしれませんね