いきすぎ

　例えばコンビニでお弁当を買うという行為も1つの売買契約が成立していると考えられます。お弁当を販売する側、お金を支払ってその対価としてお弁当を得る側、双方納得の上で一応契約成立です。
　この契約に至るまでの道には基本3種類の過程が考えられます。
１：最初からその商品を買うことを目的として、買い手が来店する場合。例えばTVであれば、ほぼメーカーや型、大きさなどがすでに決まっていてもう買うことがほぼ確定しているようなケースです。売り手としても楽かと思います。

２：買う意思はあるが、まだ細かな部分は決まっておらず、店などの情報を元に最終決定を考えている場合。TVを買いたいなぁとは思っているが具体的なメーカーや大きさなどが未確定で、また値段などによっては他店での購入も考慮しているケース。売り手側の説明の仕方や値段交渉によっては契約成立になることもあるし、決裂することもあるかと思います。

3：全く何を買うか決まっていない、それどころかお金を使うかどうかもわからない状態、ウィンドーショッピング状態。たまたま店員に声をかけられ、一応興味を示し、話を聞き完全に納得して値段も許容範囲でなおかつ店員の説明の仕方や態度などあらゆる条件が整ったときだけ購入する可能性あり、といったところでしょうか。

なぜにこんなことを書くのか、我々歯科において医薬品や消耗品はほぼ100％訪問販売状態。つまり業者さんが週に２回くらい医院を訪れ足らないものを注文、次回納品ってのが常であります。この時業者さんは新製品などがあると、こんなよい製品がでました、今なら発売記念セールですみたいなトークをしてくるわけである。この状況ってこちらから依頼するものは上記１だが新製品はほぼ3まれに2といったところ。業者さんの腕の見せ所である、話に納得できればとりあえず少量だけおためしでなんて、購入したりもしますが、あくまでも患者さんに使用することもあるためやたらなものは使いたくありません。そこでほんとにいいものなのか、以前のものとどういった違いがあるのかなどなど少なくとも私は聞きます。
ところが、最近４月入社の若いお兄さんがおりまして、やたらと買ってください攻撃が(；一_一)　こっちは忙しいってのにそんなのお構いなし、しかも細かいところ突っ込むと(?_?)こんな顔　おいおい自分が売りたいものの情報くらい入手しとけよ。そんなわけで先日このお兄さんの上司にクレーム電話、まぁこの上司は私の友人みたいな男なんで、クレームってよりは気をつけたほうがいいよ〜〜って感じで。

そんなことがありちこっと書いてみた次第。

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