大事に
俗に言う子供の歯を乳歯と言いますが、この乳歯はAからEの5種類で計20本。生後6ヶ月、Aから順番に生え始め、だいたい2歳半くらいまでに生えそろいます。
その最初の下顎のAがうちのあやちゃん微妙に生えてまいりました。よくお子様の治療をしている際、乳歯は生え変わるからあんまり大事にしなくともいいんですよね?なんて聞かれますが、そんなことは決してありません。例えば大きな虫歯になり根元のほうまで炎症が波及すれば、その下で出来つつある永久歯にトラブルが起きることもありますし、歯と歯の間に虫歯ができればその間の適切な関係が崩れ、歯が移動してしまい、その後歯列不正を引き起こすこともあります。
ですから乳歯だからとおざなりにせず、1本1本を大事にしなければなりません。