技工所
医療現場において看護師さんや検査技師さんがいるように、歯科の現場では衛生士さんや歯科助手さん、そして技工士さんはなくてはならない存在です。
私の医院でももちろん助手さんや衛生士さんがおりますが、技工士さんは院内にもいますし、院外の技工所さんに依頼をしているケースも多々あります。
お前に言われたかねーよって思われるかもしれませんが、技工士さんとの相性って凄くあると私は思うんです
全国で歯科医師にセミナーをするような技工士さんもなかにはいるんですけど、テクが凄いからといって自分との仕事がうまくいくかというとそうでもないこともあります。
勿論歯科医師に問題があるかもしれないし技工士が悪いかもしれない。
こればっかりは一緒に1人の患者さんの技工物を作ってみて合うか合わないかなんですよね(>人<;)
しかも症例によって得手不得手もある
なので、色々な技工士さんと仕事を共にしてみてお互いに阿吽の呼吸でお互いにストレスなく仕事ができる方に絞っております、しかも症例ごとに。
だって義歯のうまい方もいればインプラントの補綴がうまい方もいるので、ケースによってそれぞれにお願いしております。
さて、ここまでが前振り
本日お仕事をお願いしていた技工所さん、納品のために来院、そこで言われた一言
『最近、仕事が少ないんですけど、何か不手際がありましたか?』
いやそんなことはないけど・・・
セレックだ(>人<;)
そうなんです、デジタルで3Dプリンターみたいに補綴物を即日作成してしまうセレックです
こいつを導入してから明らかに外注が減り、自分は確かに忙しくなってしまったんですけど、そもそも技工が嫌いじゃないので半分楽しみながら技工物作ってたら、技工所さんにお願いする症例数が明らかに減少
色や形態の難しい症例はやはり技工士さんのテクニックに頼らないとダメなんですけど、それ以外はセレック
しかも私としてはストレスが1つ減少、もし補綴物が不適だった場合、いままでは俺がわるいんかなぁ?それとも技工士さんかなぁ、もしかして型取りの材料の練り方が悪いからかなぁ、となるとスタッフかなぁなんてもやもやが、デジタルはブレがないw
不適は総て自分が悪い!
なので臨床がシンプルに、そして人任せにしなくなったので精巧になりつつあります
そんなわけで、最近は新しい技工士さんとのコラボってのを構築していこうかなぁと画策中w