簡単なようで・・・
先ほど帰宅しましたが、今日は月一勉強会。先月からの続きで市内で開業されているO先生のPerioのお話。主題はいかにプラークコントロールを成功させるか。
Perioとは歯周病を指しますが、終戦間もない昭和の時代、日本人の歯を失う原因No1は虫歯でした。しかし現代では虫歯すっかり影をひそめ、ダントツ1位が歯周病。様々な悪化要因はあるものの、プラークつまり歯垢をいかに口腔内から減らせるかがKey
きれい好きな日本人、毎日お風呂に入って体はきれいにするのが当たり前、なのにお口の中のケアはなぜか先進国の中では下のほう。意識が低いというか、関心が薄いというか・・・でもこの歯の汚れを毎日毎食しっかりとれているかどうかで歯周病の治療の成否を分けることは間違いありません。
簡単なようで我々歯科関係者だけでは絶対に達成できない項目。なぜなら毎食歯を磨くのは患者さんご自身だから、まさか毎食我々が磨いて差し上げるわけにはいきません。磨き方やグッズのご紹介などはいくらでも可能ですが、最後に歯をしっかり磨くのは患者さんです。
そんなプラークコントロールのお話を2時間ほど聞いてまいりました。
プラークコントロール・・・奥が深い(@_@;)