マウスピース
男子ゴルフの国内ツアー開幕戦、東建ホームメイト・カップ第1日(12日・三重県東建多度CC名古屋)で、ベテラン尾崎直道(55)がマウスピース使用で失格になった。
周囲から「飛距離伸びましたねぇ」と言われた尾崎は「実はマウスピースをしてると力が入る」と告白。で、それってまずいんじゃないの−となって申告したらゴルフ規則にある「人工の機器、異常な携帯品の使用」に抵触。医療効果があるものならOKだったのだが…。「勉強不足、お恥ずかしい限りです」とシュン。
尾崎選手には申し訳ありませんけど、違った視点で非常に興味のあるニュースですね
患者さんに言われたことが何回かありますけど、奥歯の抜歯をしたあとゴルフの飛距離が落ちるそうです、逆に奥歯が入れ歯だった方にインプラントによる咬合回復をすると飛距離が伸びたと言われます。
そしてお1人インプラントが上下で16本入っている患者さんがいるんですが、日頃何食べても外れないインプラントの上部構造が(接着剤によるインプラントの上部構造は仮の接着剤で行います)ゴルフに行くと外れることがしばしば。
これらの状況を考察するとドライバーでかっ飛ばす際、相当食いしばっていることがうかがえます。そしてゴルフに限らず、瞬間的な力を発する際食いしばることにより高いpowerを発生させることが可能になり、今回のようにマウスピースを使用することにより、更に咬合を安定させ、より強い力を発揮できることがうかがえます。
結果、ゴルフの規則違反なんでしょうねぇ。改めて噛み合わせの重要性がわかりますねー