死亡
【ソウル=中川孝之】北朝鮮の国営テレビとラジオは19日正午から特別放送を行い、最高指導者の金正日
キムジョンイル
・朝鮮労働党総書記が17日午前8時半、現地指導に向かう列車内で「肉体的過労」のため死去したと発表した。
69歳だった。朝鮮中央通信は「金総書記が心筋梗塞を起こし、心原性ショックを併発した」としている。金総書記は1997年10月の就任以来、核・ミサイル開発を主導し、日本人拉致事件にも深く関与していた。同通信は、三男の正恩
ジョンウン
氏(28歳)の統治に移行すると正式に伝えた。ただ、北朝鮮が今後、権力移行期に不安定化する可能性は高い。北朝鮮は、大量破壊兵器開発を進め、北東アジアの平和と安全に重大な脅威となってきた。死去を伝える朝鮮中央テレビでは、黒いチマチョゴリ姿で登場した女性アナウンサーが金総書記の死去を伝え、途中で金総書記の黒縁の遺影が映し出された。朝鮮中央通信が伝えた「医学的結論書」の内容によると、金総書記は心臓・脳血管疾病の治療を長期間受けていた。
同通信によると、葬儀は28日に平壌で国葬として行われ、遺体は1994年に死去した金日成
キムイルソン
主席の遺体がある平壌の錦繍山記念宮殿に安置される。(2011年12月19日12時03分 読売新聞)
北朝鮮だとまず誤報?とか思ってしまいますが、どうやら本当のようですね。
これをきっかけに混沌となってしまうとまずいですが、逆に拉致問題が解決へ向かうといいんですけどね