基本が重要
医療を行う上で絶対に欠かせない知識の一つとして解剖学があります。人様の体に手を加えるからにはその基礎的知識がなければなりません。我々歯科領域では基本的に顎顔面領域がメインとなり、この領域は体の中では小さな領域ではありますが、重要な機関が集中しており、また複雑な構造領域でもあります。
大学病院等で行う顔面領域における悪性腫瘍摘出や、外科的矯正治療はとんでもなく高度な仕事で、一般歯科医師が個人の診療室で行えるものではありませんけど、そんな中でも親知らずの抜歯やインプラント処置を行う場合、やっぱ解剖が重要な位置をしめます。特にインプラントを行うようになってから、昔の解剖の本を引っ張り出すことも少なくありませんでした。
そんな折ご紹介するのが最近発売された解剖の本、臨床の観点から写真が多く、基礎的な知識と臨床領域の目をマッチングさせるにはなかなかいいんじゃないかと・・・ご紹介っても、普通の方にはあまり重要じゃないっすよね(;一_一)