ぐるぐると
口腔の機能ってものすごくよくできているんですけど、食べ物を口に入れ1回咬むと1つが2つになり舌側と頬側に食塊は落ちてしまいます。2つを4つに咬むためには改めて歯の上に食べ物が乗っからなければならないわけですが、ここで大きな力を発揮するのが舌と頬粘膜です。この2つの組織が両側からうまい具合にコントロールして食べ物を歯の上に押し上げ咬み切るとまた歯の上に乗せるということの繰り返しにより咀嚼がスムーズに行われるわけです。日頃そんな精密な仕事が食べるたびに行われているんだとは意識はしてないんですけど、ブラケット(矯正の歯につける器具です)がついてるとこの仕組みがよーくわかる。ブラケットがでっぱってるために食物が歯の上にのっからずどんどんほっぺたに溜まり、気がつくとひまわりの種しこたま貯め込んだハムスターみたいな顔になっております。しかもこの溜まる食べ物が傷口を圧迫するので2重の苦しみ(;一_一) 早く傷口ふさがらないかと願うばかりでございまする〜(>_<)