啓蒙をもう少し
7月より仙台市に在住の方対象に歯周疾患の検診が始まる。痛みが少なくなかなか自分では発見できない歯槽膿漏を早期発見早期治療しましょう。という仙台市と歯科医師会の試みで平成12年から行っているようである。それで本日夜から検診に関する注意事項や、事務手続き方法の講習会に行って来た。
しかしこれまでのデータを見ていると、検診のお知らせを郵送した方の受診率は10%にも満たないようで、症状がなかなか出ない故に関心が低く受診につながらない様である。歯科医師の立場から言わせていただくと、早めの受診を強くお勧めします。日本の30歳以上の90%近くが罹患している歯槽膿漏、まずいと気づいた時には結構大変な事になっている事も少なくありません。しかも歯槽膿漏は糖尿を悪化させ、心内膜炎を引き起こし、早産を誘発します、口だけの問題ではありません。健康を維持するために、お近くの歯科医院の検診をお勧めします。
写真は宮城県歯科医師会会館内のジム。
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